当社では、2017年より土木、舗装工事の提供にてISO9001とISO14001を取得しました。
ISOとは国際規格
ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)のこと。その名の通り、国際間の取引をスムーズにするために共通の基準を決めるということです。
この機関が定めているのが、ISO規格です。
国際規格はそのまま国内規格となるため、 国際取引がない会社にも適用されます。
ISO規格の例としては、非常口のマークやカメラの感度などがあり、これらは世界共通の基準となっています。この規格があることによって、誰にでも基準がわかりやすくなり、また購買先を評価するための目安ともなります。
ISO規格は番号によって整理され、多くの種類があります。
このうち『マネジメントシステム』規格について、本サイトではご紹介しています(本サイトで用いる『ISO』という用語は、マネジメントシステムに関するISO規格を指しています)。
ISOマネジメントシステム規格の種類
SOマネジメントシステム規格にもいくつかの種類があり、「9001」「14001」などの番号によって整理されています。
時々、「うちの業界の場合、どのISOを取得すればよいですか?」と質問される方がおられますが、業種により「取得傾向」はあれど、ISOの種類は業種別に分かれているのではありません。
ISOの種類は「なぜISOマネジメントシステムを構築したいのか」「ISOによって何がしたいのか」という目的によって分かれています。
主なISO及びマネジメントシステムの種類と目的
ISO 9001(品質マネジメントシステム)
顧客に品質のよいモノやサービスを提供すること、つまり『顧客満足』を目的とする。
ISO 14001(環境マネジメントシステム)
会社を取り巻く地域の方々(利害関係者)のために環境に悪影響を与えないようにすること、つまり『環境保全』を目的とする。
ISO 22000/FSSC 22000(食品安全マネジメントシステム)
消費者に安全な食品を届けることを目的とする。
ISO 45001(労働安全マネジメントシステム)
従業員が安全な労働環境の下で働けるようにすることを目的とする。
ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
情報の漏洩を防ぐことを目的とする。
ISO 39001(道路交通安全マネジメントシステム)
交通事故による死亡・重傷事故の発生を撲滅させることを目的とする。
ISO 22301(事業継続マネジメントシステム)
災害などの際、事業が継続できるようにすることを目的とする。